親父の定年

今さっき、実の母から電話がかかってきた。何だかいつもと雰囲気が違っていた。もともとハッピーな感じではなくてネガティブな感じの人間。
それにしても機嫌が悪そう。

いきなり故こっちの態度が悪いのではないかと責め立ててくる。こっちも母親の子だけに応酬可能。だけど、大人になったふりをしてたしなめることに。

用件は何かと聞いてみる。すると「パパが仕事を辞めることになった。」ということ。

で、「それで?」。と聞くとそれだけだと言う。

わが母親ながら意味がわからない。確かに大学を卒業してからずっと勤めていた企業で、確かにいわゆる大会社ではある。
だけど役員だろうがなんだろうが所詮は雇われ(経営側ではあるが)。自分が起こした会社ではないのだからいつかはやめる時が来るのは当然。

大学を出てからフリーに生きていた自分からすると、会社を辞めることがそんなにショックなことがちょっと理解できない。(理解出来ないことはないがもっといい方にとらえればなと思う
)
確かに会社の為に身を粉にして働いてきた世代の人間からすればショックなのだろう。。

自分は父親から雇われ人でないことで人格否定のような対応を受けたことがあるのでイマイチ父の身になって考えられないのだ。。お疲れさまとは思っている、だけどサラリーマンってそんなものだろうって気がほとんどなんだ。
俺は優しくない人間だな。

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